仕上げ加工 - Finish -
チューニングによってボードの性能を整えたあと、
さらに滑走性能やメンテナンス性を
高めるための工程が「仕上げ加工」です。
SHIFTでは、すべてのチューニングコースにおいて、
作業完了後にホットワックスを厚塗りした状態で
お渡ししています。
スクレーピング、ブラッシングして
そのまま滑走していただくことも可能ですが、
用途や求める性能に合わせて、
さらに一歩踏み込んだ仕上げをご希望の方へ、
3つのメニューをご用意しています。
スーパー無双
手間から解放される新しい選択
スーパー無双は、TEAM RESCUE WAXが開発した、
ポリエチレンコーティングによる滑走面処理です。
一般的なホットワックス(パラフィン)とは異なり、
滑走面そのものをコーティングすることで、
長期間滑走性能を維持します。
SHIFTはTEAM RESCUE WAX認定施工店として
スーパー無双の施工を行っています。
最大の特徴は、その持続性。
滑走日数の目安は約30〜40日
(雪質や滑り方によって変動します。)
多くの方はワンシーズン効果を維持できます。
エッジのサビにさえ気を付けていれば
ワックスメンテナンスからほぼ解放されるため、
◆ワックスをかける時間がない方
◆ワックスが苦手な方
◆メンテナンスの手間を減らしたい方
こういった方には特におすすめです。
一方で、競技や春雪などシビアなコンディションでは、
適切に施工・管理されたパラフィンワックスの方が
高い滑走性能を発揮する場合もあります。
「最高の滑走性能」を追求するというより、
「十分な滑走性能と圧倒的な手軽さ」
を求める方に適した仕上げです。
ワックスフューチャー
遠赤外線で、より深く
ワックスフューチャーは、遠赤外線を利用して
ワックスを滑走面へより深く浸透させるマシンです。
チューニング後に厚塗りしたホットワックスを
さらに浸透させることで、滑走面内部まで
しっかりとワックスを行き渡らせます。
滑走面へ直接熱を与える方式のため、
ボード全体を加熱するVサーモよりも、
滑走面に対して高めの熱を与えることができます。
そのため、融点の高い硬めのワックスも溶かしやすく、
耐久性を重視した下地作りにも適しています。
しっかりとしたワックスの下地を作ることで、
その後のホットワックスもより効果的に機能し、
滑走性能や持続性の向上が期待できます。
普段からホットワックスを行う方や、
シーズンを通して高いコンディションを
維持したい方におすすめです。
Vサーモ
減圧と解放で、浸透させる
Vサーモも、ワックスをより深く
浸透させるための加工です。
ワックスフューチャーとの違いは、
その浸透方法にあります。
まず窯の中でボードを加熱してワックスを溶かし、
その後減圧することで滑走面内部の空気を抜きます。
最後に減圧を解放することで、
ワックスを浸透させる仕組みです。
ボード全体を加熱する方式のため、
必要以上に温度を上げることは
ボードへの負担にもつながります。
そのため、高融点ワックスを十分に溶かすという点では
ワックスフューチャーに利がありますが、
Vサーモには加熱と減圧を組み合わせて
ワックスを浸透させるという特長があります。
Vサーモを施工したからといって、
ホットワックスが不要になるわけではありません。
イメージとしては、通常よりも多くのワックスを蓄えた状態でシーズンをスタートできる加工です。
その後のホットワックスもより効果的に働くため、
普段からホットワックスを行う方におすすめです。

